
王様のブランチ人気作家サミット。
(2019年5月4日放送)
今回のテーマは、人気作家おすすめの「元気が出る本」。
直木賞作家・朝井リョウさんおすすめ本として、
芥川賞作家・柴崎友香さん
【公園へ行かないか?火曜日に】
が紹介されました。
柴崎友香さんってどんな作家?
1973年10月20日生まれ・大阪出身
2000年:デビュー作「きょうのできごと」
2007年:「その街の今は」芸術選奨文部科学大臣新人賞・織田作之助賞大賞・咲くやこの花賞受賞
2010年:「寝ても覚めても」野間文芸新人賞受賞
2014年:「春の庭」芥川賞受賞

デビュー作「きょうのできごと」は、行定勲監督により映画化、話題になったよ。
出演:妻夫木聡さん、田中麗奈さん、池脇千鶴さん、大倉孝二さん他。
王様のブランチで紹介!【公園へ行かないか?火曜日に】のあらすじ
【公園へ行かないか?火曜日に】は、著者である柴崎友香さんが、アメリカに行った3ヶ月の出来事をエッセイ風に書いた小説です。
柴崎友香さんは、アイオワ大学のライティングプログラムに参加。
そこには、世界各国の作家や詩人が集まっています。
実際に出会った人々や、自分の目で見た景色……。
アメリカ大統領選挙も体験。
現地で感じたことを書いた11の連作小説集。
【公園へ行かないか?火曜日に】朝井リョウさんのおすすめポイント
トランプ大統領が当選した大統領選の日にニューヨークにいた柴崎友香さん。
朝井リョウさんは、
自分だったら大きい言葉やもっと刺激的な文章で書いてしまうと思うんですよ。
なんだろうな、無理して大きな言葉で表現したり書いたりしない。
朝井リョウさん自身は、やる気を出す時に自分を大きく見せがちなんだとか。
それを抑えてくれる本としておすすめされていました。
【公園へ行かないか?火曜日に】の評判は?

本の通販サイト・口コミサイトなどで、【公園へ行かないか?火曜日に】のレビュー・書評をチェック!

「本の帯」に小説集と書かれているけど、エッセイなのでは?との感想を持っている方が複数いたよ。
【公園へ行かないか?火曜日に】ネガティブなレビュー・書評

【公園へ行かないか?火曜日に】を読んだけど、いまいちだった、という方の感想はこちら↓
- 異文化コミュニケーション論の資料。
- 小説?としてはいまいち。
- 英語のスペルそのまま、私には難しい本
【公園へ行かないか?火曜日に】ポジティブなレビュー・書評

【公園へ行かないか?火曜日に】を読んでよかった!
という方の感想はこちら↓
- いろいろなこと考えさせられたし、読み終わりたくないくらいすごくよかった。
- 新しい環境で、自分以外に人が仲良くなり、一人になってしまう…めちゃくちゃ共感した。
- 柴崎友香さんの文章が好き。
- 感情を煽ることもないおっとりした感じ、だけど感動と興奮が伝わる。
- 単一民族国家と言っていい日本、世界では当たり前でないことに改めて気づいた。
- 淡々としているけど、同じ時間を過ごしているような感覚で読めた。
- 日本から離れているからわかること、余計わからないこと、改めて考えされられた。
- アメリカの文化、食、歴史、大統領選挙など、そこにいるような、筆者と同化するような体験が得られた。
- 文体が好き、直接心に響く。
まとめ
直木賞作家・朝井リョウさんが、おすすめする元気が出る本【公園へ行かないか?火曜日に】。
朝井リョウさんは、「環境に変わる時におすすめ」と語っていました。

気になる方はチェックしてみてくださいね!
1989年5月31日岐阜県生まれ。
2009年:『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年:『何者』第148回直木賞受賞。