
当サイトにて「あなたのおすすめ本教えてください」というアンケートを実施しました。

おすすめ本の感想は、ご紹介者個人の主観によるものです。
リアルな口コミで、多少のネタバレ、合う、合わないあるかもしれませんが、感動する本選びのご参考になれば嬉しいです。
みんなのおすすめ本~感動する本編~
天国への郵便配達人(北川悦吏子)

ちぃさんおすすめの感動する本です。
北川悦吏子が監督を務めた韓国の映画、天国への郵便配達人のノベライズです。北川さんらしいほわっとした情景の描き方をしており、映画のシーンがそのまま目に浮かぶようです。
個人的に好きなシーンは、ヒロインのハナが父親の死を乗り越えたことで、「死者を思う気持ちがある者に見える」と言われる主人公のジェジュンの姿が見えなくなっていくところです。2人の思い出がひとつずつ消えていき、ハナの記憶からも消えていく。映画でも涙を誘ったシーンですが、ノベライズでもしっかりと表現されています。
何度も繰り返し読んでいるのですが、カフェでまったりと読むのに最適な長さの本なので、休日の午後にカフェで紅茶でも飲みながら読みたい作品です。
(ちぃ 27歳 埼玉県)
君の膵臓をたべたい(住野よる)

周りに興味を示さない男の子が山内桜良と秘密を共有しながらも、少しずつ考え方や価値観が変わっていく様子をコミカルな表現も交えながら繊細に描いている作品です。余命を宣告されているとは思えないほど自分の人生に悔いが残らないように精一杯辛い気持ちを抑え込んで、明るく前向きに貪欲に自分のしたいことを生きているうちに少しでもしておきたいという強さにすごく胸を打たれます。山内桜良と主人公の会話のやりとりも温度差があって楽しく読めるんですが、ラストは衝撃的でかつ涙腺が緩みっぱなしなので一人で静かに泣きたいなぁと感じた時に読むことをおすすめします。映画化もされた作品なので観にいきましたが、どちらもやはり泣けます。
(りか 29歳 東京都)
この本を始めて読んだときこれが本当にデビュー作なのかと思いました。発売されてすぐにぐらいに購入しました。この本は絶対売れると確信できるものでした。
いっきに読み進めることができ、最後には号泣しました。本を読んでこんなにも号泣をしたのは初めてでした。
主人公は名前で呼ばれることはなく【仲のいいクラスメイトくん】などその度ごとで呼び方が違い、その呼び方でだんだん仲が良くなっていることが分かりました。
さくらさんは病気で自分がそこまで生きることができないことは分かっているのに親友には心配をかけたくないからと自分よりも他人のことを気遣えることができる人で死ぬまでにやりたいことはやり今目の前にあることを精一杯やり強く生きている素敵な人だと思いました。
この本は内容は素晴らしかったですが登場人物の1人1人のキャラクターもとても好きです。
(ゆきんこ 20歳 福岡)
明日への記憶(荻原 浩)

もし身近な人が、もし大好きな相手が、もし自分が…。立場が変わると考えかた、見え方も変わってくる物語です。
読んだ後にそれぞれに感情が違うとは思いますが、それでも自分の人生をしっかりと今を生きようと思える作品です。
周りにいる人を大切にし、今の自分がいかに幸せかを教えてくれました。
情景がしっかりと目に浮かぶ書き方で、読んでいてとまらなくなり、気が付くとすべて読み終えていたような小説です。
読んだ後に、家族に感謝の気持ちを伝えたくなり、明日からの生き方を考え直すようにもなりました。
何度読んでも、感動して涙がとまらず大切な一冊です。
もののけ屋(廣嶋玲子)

言の葉の庭(新海 誠)

ただ、いじめの悲愴感や不登校の問題をテーマにした物でも無く、ファンタジーやミステリーとして限定される物でも無いように思います。
まとめ
以上、みんながおすすめした《感動する本》をご紹介しました。
